昨日、Scrum Master's Night に参加してきました。
その中で、ファシリテーション難しいよね、ってテーマに参加させていただきました。同じテーブルの皆さま、ありがとうございました。
その中で、デイリースクラムのファシリテーションをどうやってもらうか、っていう話題になりました。
アジェンダや何を話すかを明確にしておくことで、安心してファシリテーションをやってもらえるんじゃないか、といった話もあり、一方で、デイリースクラムの目的というかゴールだけ伝えておけば、自分たちでどうやるかは考えられるんじゃないか、みたいな話になりました。
で、デイリースクラムのゴールってなんじゃらほい、みたいな話になり、そこで話したのが、表題に書いたことに関係する、「ホイッスル吹かれても大丈夫か」っていう話でした。(なんのこっちゃ)
デイリースクラムをどういう形に捉えるか
スクラムガイド読めばわかりますよね、って言われても、それで分かるなら苦労は、、、
デイリースクラムの⽬的は、計画された今後の作業を調整しながら、スプリントゴールに対す る進捗を検査し、必要に応じてスプリントバックログを適応させることである。
(一応ちゃんと読みましょう)
で、どういうイメージで捉えるかっていうのは、ファシリテーションを開発者ができるようになる上で重要だと思っていまして、(何についてもそうですけど)話したイメージは、サッカーで言うところのハーフタイムにやるブリーフィングでした。
ハーフタイムで話すことって、
- そもそもの目標(2点差以上で勝つ、勝つ、引き分け以上、怪我とレッド・イエローだけもらわなければOK。。。などなど)は何か
- 今、どういう状況か
- ビハインド?カードは?疲労は?相手の状況は?
- 目標に対して、これからどういう方針でいく必要があるか?
- リスクを取ってでも縦パスを繋いでいく?
- ガンガン守っていく?
- :
- 方針に沿って目標を達成するためにどうする?
- フォーメーションは変える?ポジションはどうする?
- 誰がどう動くかはどうする?パターンどれでいく?
- 全員が同じ意識を持って、後半戦に臨めるか?
- 円陣組んだりとかね
で、ホイッスルが吹かれても、全力で目標に向かって集中できるようになる。
デイリースクラムって、こういう類のものだと思っている。
少なくとも進捗管理の場ではないし、ハーフタイムに進捗管理してるバカいないでしょ、ってなる。
よく言われる3つの質問をする(個人的には嫌いですが)のは構わないが、それで目的を達成しているかどうか、はイコールにならないのではと思っている。
3つの質問で検査と適応をすることもできるし、3つの質問でクソみたいな日次進捗管理会議爆誕させることもできる。
なので、どうなっていればいいか?というイベントのゴールを意識させることが一番大事だし、それさえうまく伝わっていれば、3つの質問だけでなくチームでいろいろな工夫をできるようになるんじゃないかな、と思っている。
「デイリースクラム終わっていい?ホイッスル吹いていい?ヨーイドンできそう?」
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本題とは違いますが、Scrum Master's Night の「場」感がいいなあ、と感じて、いつも聞き成分多めになってしまいますが、参加しています。
健全な例えではないですが、運営の誰かが欠けても、参加者が入れ替わっても、あの「場」は継続し続けるんだろうなあというなんとなくな感覚があって、その安定感?みたいなものがすごくいいなあと思っています(小学生並みの感想)