スクラムマスターの成果物ってなんだろうか
個人的にはそのチームそのものかなと。
チームの熟練度?文化?意識?とかが当てはまると思うのだけどうまい単語が思いつかない。
スクラムマスターが仕事をしていくと、段々とスクラムマスターが必要とされない、というか、専任のスクラムマスターがいなくてもいいかな、って瞬間が来る。
チームが課題解決できて、解決方向もアジャイルな意識付け、方向を向いていて、専任で置いとくコストメリットが合わなくなってくる。
専任のメリットは甚だ大きいけど、いなくてもそこそこ回る。嬉しいやら悲しいやら。
お菓子デプロイおじさん、空調おじさん、Slack 絵文字作製おじさんになり始めたら卒業のサイン。
(ぶっちやけその状況だとスクラムマスターとしての学びに繋がる困難/闇/地獄と遭遇しないので、個人的にもコスパが悪かったりする。)
(居心地はいいんだけど)
そういういいチームの状態を作るために、中間成果物としての日々のファシリテーションとか、プロセスとか Teaching/Coaching がある。
けどやっぱりあくまで最終目標とするアウトプットじゃないのかなと。
この辺はスポーツのコーチや子育てと同じかもしれんね。
(追記)逆に、チームを向上させる以外のことを成果物として目標・目的にしてしまうと、絶対に良いことにならない。
手段は目的にはなり得ないし、自分のレジュメのためだけになんらかの手段(プラクティスやプロセスやツールとか)を目的にするのはご法度と思っていい。